どうも、Averageです。
最近、ゲーム業界やIT業界では少しずつ浸透してきているVR(仮想現実)ですが、そのVRがどう社会に影響を与えるのか?
今後、どう発展していくのかをわかりやすく解説してくれている本『ミライのつくり方』を読み終えたので簡単に感想を。
分かりやすい「キモズム理論」
VRなどの最新テクノロジーなどで社会に浸透するのかどうかを決めるための理論として「キャズム理論」というのがあります。
この「キャズム理論」は5つのグループに分類されるのですが、このグループの中にある新しもの好きの人とそうでない一般の人との間に大きな溝「キャズム」があるので、このキャズムをどう超えるのか?ということを考えるための理論です。
もともとマーケティング用の理論なので、少しややこしいのですが、これを著者が簡単にしてくれた理論が「キモズム理論」。
要はこの技術を使っている姿が「キモい」のかどうかが一般に普及するかどうか大事であるという理論です。
例えば、昔はパソコンを使っている人は「キモい」という印象を受けたのですが、Macなどのデザイン性に優れたパソコンが登場したことにより、そういう印象がなくなりました。
これと同じで、今現在はVRゴーグルを使っている状況というのは結構「キモい」ですよね。
だから、VRが普及するためにはこのVRゴーグルを使っている状況を「キモくない」状況にすることが一般に普及させるために大切だと本書は説いています。
これはたしかに分かりやすいなと個人的にすごく腑に落ちました。
実際、デジタル製品の最新のものってデザインなどは結構二の次なので、なかなか一般の人には普及されづらいですよね。
iPhoneもデザインが良くなければ、ただの一部のマニアが使っていただけの商品になっていたのかもしれません。
VRで変わる生活
本書ではその他にもVRで実際に変わっていく生活、未来予想図を描いてくれています。
VRを使うことにより、出勤の必要性が減り家に居ながら会議や仕事ができる・・・。
VRに特化したOSが登場する・・・。
などなどワクワクするものから、生活が便利になるものまでたくさんの示唆を受けれます。
VRで変わる未来にすごくワクワクできますよ!
VRはいいぞ!
私もいろいろなVR機器を持っていて試しています。ゴーグルの装着という煩わしさはありますが、あの没入感は他のメディアでは味わえない最高の体験です。
特にゲームとの親和性の高さはピカイチ!
PS VRなどでその恩恵を味わった方もいるかも知れません。
まだまだ課題の多い技術ですが、今後発展すれば間違いなくオモロイことになるテクノロジーだと感じています。
VRって何?VRで実際に何ができるの?という方には本書を読むことをオススメします。
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