【感想】脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術 著者:樺沢紫苑

どうも、Averageです。

最近、仕事の効率や時間の使い方を色々と模索している中で見つけた一冊。
『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』というなかなか刺激的なタイトルの本ですが、中身は分かりやすく実践しやそう。
今回は、本書を読み終えたので簡単に感想を。

神・時間術

集中力をコントロールことが大切

本書では、集中力の大切さをすごく説いています。
そのため、集中力の高め方に始まり、集中力を阻害するものの対処法、集中力を持続させるための休憩法まで一通り網羅されています。

やはり「睡眠」は大切で、必ず7時間以上の睡眠を確保するように。
この睡眠時間を確保した上で、個別のタスクを集中して行うことで、効率を上げて総時間の確保をしていくことが大切に。

また、一日の時間の使い方を「朝」・「昼」・「夜」の3ブロックに分けて丁寧に説明してくれているのも参考になります。

朝は脳のゴールデンタイム

朝は起床直後で、脳内が最も整理整頓されている状態です。そのため、最も集中力が高まる状態なので、集中力を要する仕事や作業は朝に行うのがベストであると著者は言います。

特に起床時間2〜3時間後が最もパフォーマンスが良くなるので、この時間帯を上手く活用したいですね。

朝が弱い人向けに、朝起きてスッキリするための方法論も書いています。

  • 朝にシャワーを浴びる
  • カーテンを開けて寝る
  • 朝に散歩する
  • 朝食をよく噛んで食べる

どれもすぐに取り込めることなので、自分にあった方法を探すと良いですね。

ちなみに私は「カーテンを開けて寝る」「朝食をよく噛んで食べる」を現在、実践中です。
朝の散歩も習慣化していきたいですね。

昼は集中力をリセット

昼は朝で使ったエネルギーや、お昼ご飯を食べた後の眠気など色々な要素が絡み合って集中力が途切れたり、そもそも集中できなかったりしやすい時間帯です。

本書では、昼ではいかに休憩して集中力をリセット(回復)できるかが重要だと述べています。
こちらも分かりやすく簡単な方法があって、実践しやすいです。

  • ランチは外出して食べる
  • 30分の昼寝
  • 1分程度の運動
  • 場所替え(作業場所の変更)

場所替えは仕事柄難しい人もいると思いますが、その他の方法はまだやりやすそうです。

夜は運動と睡眠を大切に

夜ではしっかりとした睡眠を取り、明日の朝に最高の状態(コンディション)にもっていくことが大切です。
そのために、本書では夜に運動を推奨しています。
特に1時間の有酸素運動を勧めています。

運動する時間帯は、「寝る前の3時間前」までに終わらせること。
それよりも遅い時間帯にしてしまうと、逆に脳が活性化しすぎて睡眠に支障をきたしてしまうためです。

運動の習慣を作るためにもまずは週に1回で良いから、運動をすることから始める必要がありますね。

時間の使い方は永遠の課題

個人的に、時間の使い方はいつまでも永遠の課題なのですが、本書を読むことで自分なりの活用法が見えてきて、すごく為になりました。

上記に掲載した以外にも色々な方法があるので、まずは自分がやりやすい方法から試してみるといいと思います。

また、週末の過ごし方や余暇時間の過ごし方などにも踏み込んで書いてくれているので、時間を有効活用したい方には是非一読してもらいたいです。

コメント