どうも、Averageです。
『NHK100分de名著 アラン 幸福論』を読み終えたので、簡単に感想を。
哲学者アランの著書『幸福論』を簡単にわかりやすく解説してくれているのが本書です。
哲学というとどうしても難解なイメージ(実際に難解なものもありますが…)があるので、こういった本書のようにわかりやすく解説してくれている本があるといいです。
元はNHKのTV番組で放送されていたのでしょうかね?本のタイトル的に。
TVは観ないから真相はわかりませんが。
幸福論というタイトルの通り、幸福について論じられている書物です。
幸福論というタイトルが付いた本はいくつかあるのですが(ラッセルの幸福論とか)、アランの幸福論は行動することの大切さを説いた内容になっています。
本の帯にも書かれていますが、「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。」ということを言ったように、笑うという行動によって、喜び・幸せという感情がついてくると考えたんですね。
この部分は脳科学的にも検証されている部分なので、あながち間違いでないのでしょう。
幸福は舞い降りてくるものではなく、行動の中にのみ宿る。
アランの幸福論には共感できる部分も多く、感銘を受ける部分が多かったです。
幸せって何?と悩んでおられる方、是非、アランの幸福論を読んでみてください。
NHK「100分de名著」ブックス アラン 幸福論 合田 正人 NHK出版 2012-04-21
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