【感想】脳にいいこと悪いこと大全 著者:柿木隆介

どうも、Averageです。

iPad Proを購入してからkindleで本を読みやすくなったので、最近kindle熱が高まっています。

さて、今回はそんなkindleでPrime ReadingでPrime会員なら無料で読むことができる『脳にいいこと悪いこと大全』を読み終えたので、簡単に感想を。

脳にいいこと悪いこと大全

脳にいいこと悪いことは単純には語れない

本書では科学的なアプローチを重視しており、本当に脳にとって良いことなのか?悪いことなのか?を科学的手法で検討しています。

そのため、巷では脳に良いとされていることも実際にはそれほど良くなかったり、あるいは逆に脳にとって悪いと言われていることも、それほどではなかったりすることがあります。

本書で学べた・役に立った内容

  • 「しっかり噛んで食べる」ことが、実は一番簡単な脳トレである
    →「会議中のガム」で、眠気はかなりおさまる
  • 「感覚」には、決められた優先順位がある
    →だから、かゆいときは、かくより叩いたほうが誤魔化せる
  • 「性格」は、努力次第で変えられる
  • 知識重視の勉強では、「考える力は育たない」?
    →単純暗記から入るほうが、脳は結局、効率がいい
  • 「DHAは頭をよくする」のウソとホント
  • 「右利きでも意識して左手を使う・クラシック音楽を聴くー右脳神話」のウソとホント
  • 脳の実力をがくんと下げる「睡眠不足」

などのように実際に役立つ内容や都市伝説的な内容まで網羅されています。
専門的な用語が少ないので、専門的な知識がなくてもスラスラと読むことができる内容になっています。

脳科学に関する内容を知りたい方の入門には最適な一冊です。

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