どうも、Averageです。
”図書館戦争シリーズ”で有名な有川浩さんの著書「キケン」を読み終えたので、簡単に感想を。
キケンというのは、”危険”と”成南電気工科大学機械制御研究部”の2つを掛け合わせた内容のタイトルとなっています。
舞台は成南電気工科大学のとある部活、機械制御研究部の活動です。
ただ、この本では主にタイトルにもなっている”機械制御研究部”の部活動とは思えないような内容が、主人公の回想をメインとして語られます。
機械制御研究部としての部活動は、全部で6章構成になっているうちの後半2つだけになっています。ただ、それでも普通の部活動よりかは軽く一線を超えているあたりタイトルの通り「キケン」だな・・・と。
有川さんの作品にある甘めの恋愛要素は今回はあまり出てきません。代わりなのかどうかわかりませんが、ほぼ男子校にある男同士の友情モノとして読めます。
また、登場人物にも魅力があって、非常に楽しく読めました。仲間と一緒にバカをやる楽しさ・・・。それをすごく思い出させてもらった作品です。
青春時代を思い起こさせてもらえる良書です。
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